17世紀、フランスの数学者であるピエール・ド・フェルマーは、この定理を提唱しました。
(小学生でも理解できるシンプルな定理)
そのフェルマーの最終定理は、だれでも解けそうで解けないというシンプルな定理で、数学者以外でも理解できる定理だから。
xn+ yn = zn nが3以上の自然数で、0 でない自然数 (x, y, z) は存在しない。
だけです。
???ってなるかもしれませんがこういうこと。
たとえば、x=3,y=4,z=5,n=2とすると 3x3 + 4x4 = 5x5 になるので、9+16=25になります。
n=2のときはx,y,zの組み合わせがあるじゃないですか?それをn=3にするとx,y,zの組み合わせが存在しないというのがフェルマーの最終定理です。
なんか、適当にやれば奇跡的に組み合わせみつかりそうじゃないですか?
誰でも理解できるシンプルさが世界で多くの人を魅了しました。
(大数学者たちの戦闘記録)
フェルマー。最後の宿題
オイラー。nが4の場合、nが3の場合
ガウス。複素平面と解析関数
ソフィー・ジェルマン。nが100以下のたいていの場合
ガブリエル・ラメ。幻の一般的証明
クンマー。理想数と、ある無限個の数の場合
ポアンカレ。保型形式、モジュラー形式
楕円曲線はモジュラーか
谷山豊の予想
(注釈)アンドレ・ヴァイユ
志村五郎。予想の定式化
フライとリベット。モジュラーでない楕円曲線が発生する時
フェルマーの死後、いろんな数学者たちがこの定理の証明に挑戦しましたが、結局誰も証明できずに300年ほどの月日が経ちました。
これがフェルマーの”最終”定理と呼ばれる理由でしょう。
しかし!!!!
時は1995年。
なんとついに、イギリスの数学者であるアンドリュー・ワイルズによって、フェルマーの最終定理が完全に証明されました!
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